発熱

我が子が具合悪いのは辛い。かわいそうで辛い。切なくて辛い。いっそ代わってやりたい。そういう気持ちはある。最初の我が子が我が手にゲロぶちまけて発熱したあの10…ン年前から。
しかし。最近の私はこれ幸いとばかりにPCに向かっている。とにかく大人しく寝てろ。それ以外にどうしろというのだ。でもなんなんだかな。甘えてくるんだな、小さい子は。
こんな母親でもいいのかそうか。何もしてあげられないのに好きなのかそうか。それは要するに生死に直結するただの生存本能だといってしまえばそれまでだ。利己的遺伝子を云々するなら、私が我が子のしんどいの代わってやりたいというのも無私の愛情などではなく、それは単に自分の分身を自分の遺伝子を残したいが為の。
…ンな訳あるかい。
早く元気になれよ。明日は出社したいからね。