昼休み

パンチャー時代、同時入社の人とふたりで昼食を採っていたのだが、彼女が先に辞めてからはほぼひとりだった。
その後、一緒に…と誘ってくれた人がいて、私は別に構わなかったのだが、なにやらその方も色々事情が出来て結局ひとりに戻った。
元々ひとりで外食するのは苦手なのだけど、学校だ職場だと言った場所でのひとりは平気。というか慣れてる。中学時代も高校時代も、デフォルトはひとり。大学時代は下宿が近かったし、戻って作って食べてた。
会社勤めし始めてからは、いわゆる『客先』に行きっぱなしという事も多くて、やはりひとりのことも多かった。それでもこの時期が一番、誰かと一緒にお昼ごはん、は多かったかな。
今はやはり同時入社の人とふたりで食べてる。これはこれで別に、相手の方も開けっぴろげないい人だし、気まずくなりたくはないし、色々助けてもらってるし文句はない。自分が粗相しなきゃいいなぁと思うくらいで。
…ただ、実はパンチャー時代、昼休みは睡眠時間だった。それはもう貴重な。15分寝ることで午後ちゃんと覚醒してられる。昼寝って偉大。
でもさすがに今、彼女ほったらかして「寝るから」ってのは出来ない。これが大きな誤算なのだった。