可愛い

可愛いのは子ども。それはもうデフォルトで。
ワタシのことを可愛いと思ってくれるのはだからきっと親。親にとってはいくつになっても子どもは子ども。ついに私よりでかくなった長男にしても、私の目には彼の背後に3歳くらいの彼の姿がダブって見える。
恋人とか配偶者とか。欲目で見てくれる人は可愛いだの綺麗だの歯の浮くようなセリフを言わなくもない。でもそれはリップサービスというか、きっと本人が盛り上がるために自分に言い聞かせているんだろう。それはそれでありだ。
…ただ私は。全くの他人から、とりあえずやましくなくお世辞に使える「可愛い」トコロを持っている…らしい。それがナニかといえば。
声、なのだそうだ。


今私は要するに、電話応対中心の仕事をしている。入電に対し受け答えをするのを聞いて「可愛い声」だと言われたのは、そりゃもう思いっ切り余所行きの声出してるからに相違ないだろう。
歳も誤魔化せるほどに可愛いと言われ、お世辞でもあんまりだと思いながら、記録の為のフラッシュメモリーの自分の声を聞いてみたら。
誰だコレ。
どこの小娘だコイツ。
普段の声と全然違うじゃんか!


…まるっきり「アニメ」声です。
勘違いして萌えるヤツがいないとも限らん。


そういう仕事はないものか(冗談だ)