一人称表現

三男が「ぼくの〜!」と、所有を主張する。
「これ、だれ?」と鏡に映った本人を指差すと「…ぼく」と照れたようにニコッと笑う。


実は私にはこれが新鮮で。
2歳児が「ぼく」だなんて。


上の子らは三人とも、しばらくは名前からの愛称を自らの一人称にしていたのだもの。
例えば「ハナコ」ちゃんなら「はなちゃん」と自分の事を呼ぶ訳だ。男の子でもこれは同じ。「くん」付けとか、とにかく名前で自分の事を表現していた。
それがどの時点から「ぼく」「わたし」になったものやら…。
って、長女はまだ自分の事「○○ちゃん」と呼んでいて、「百歩譲って家族に対してだけは許す!お友達や他所の人に対しては絶対使うな!!」と、今言い聞かせているところ。…いっこうに改まる気配がないが。


そんな中、しょっぱなから「ぼく」の2歳児。
ほんと、子どもって色々だね。


他者から見た自分、と自分で定義した自分。
多人数に囲まれている下の子の方が、区別がつくのが早いのかしら?